今回はオーストラリアでもしものことが起こった時に役に立つアプリを紹介します。スマホにいれといて損はないのでぜひお勧めします。
Emergency+ (エマージェンシープラス)
もし何か起こった時に警察救急消防などに事故が起こった場所やもし何も目印がない場所や山の中などで迷ってしまった時に電話で居場所を伝えるのに非常に助かります。
スマホのGPSを使用しているので緯度経度も表示されます。
また、このアプリの一番の特徴はWhat3words というソフトウェアと連携しているので、アプリを通じて通報するとアプリ上に表示されている3つのキーワードを電話越しでオペレーターに伝えれば的確な位置情報がわかるようになります。この3つのキーワードはアプリを開く毎に変わります。
また日本語訳も一応ですがあります(スマホ使用メイン言語設定を日本語にすれば日本語で表示されます)
GOOD SAM(グッドサム)Alerter/Responder
Alerter
Good Sam Alerter もケガ人や心肺停止状態で心臓マッサージ(CPR)が必要な時に役に立つアプリです。Emergency Appと違い、このアプリ使用の前にアカウント作成が必要になりますが、Emergency Appにはない機能もいくつかついています。
例えば一番近くのAED(ハートに稲妻マーク) はどこにあるか示してくれますし、Emergency から電話をすればアプリから000にある程度の場所を教えてくれます。Defibrillator とはAEDのことです。
また応急処置中には脈拍なども簡単ですが測ることができます。
Responder
ResponderもAlerter 同様にアカウント登録が必要です。このアプリは所定の応急処置資格(First Aidコース)を完了した人もしくは医療関係者向けのアプリです。
もし間近で緊急事態が発生した場合、アプリにおしらせがきます。心肺停止後からどれだけ早く心臓マッサージができるかがカギになってきます。
最近ではビクトリア州議員の人に溺れている人が近くにいるという通知がアプリを通じて送られ心肺蘇生を救急隊員が到着するまで行ったという記事がありました。
実際にresponder としての登録が済むと、アプリからほかの登録者の居場所を見ることができます。
First Aid App
IOS アンドロイド対応
IOS: https://apps.apple.com/au/app/first-aid-australian-red-cross/id696880972
ア: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.cube.gdpc.aus&hl=en
Emergency + と Good SAMアプリに加えFirst Aid by Australia Red Cross もインストールしておくことをお勧めします。
もちろん、職場などで年一程度にFirst Aid 講習を受けると思いますが、それでも実際に応急処置を行う必要が出てきた時に、マニュアルのように参照できます。心肺蘇生法だけでなく、喉の詰まりやアレルギーや蜂刺されによるアナフィラキシーショックに関する対応がわかりやすく書かれています。
それから緊急時だけでなく、多くの応急処置をビデオや絵を見ながら学ぶことも可能です。知っておいて損ではないので時間があれば色々と見てみてください。
またアプリの中にはもし外国で救急車を呼ばなければならなくなった場合にも簡単ですが、方法が国ごとで紹介されています。
おまけ:近くのトイレを探すアプリ
もちろんトイレも”緊急事態”がありますよね。いきなり行きたくなった時に見知らぬ土地で見つけるのに非常に役にたちます。どのアプリも似たような機能があります。Ios/Andorid ともに同じようなアプリがあります。
Flush
Toilet Map
まとめ
緊急事態はいつおきるかわかりません。道を歩いているだけで前の人が倒れてしまう可能性もあります。今回紹介したアプリは警察や消防などを呼ぶ際などに非常に役に立つアプリです。アプリインストールをおすすめします。
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