この記事でわかること
  • ギリシャ正教会で結婚するには
  • 結婚式の内容

今回の記事では日本人男子がメルボルンにあるギリシャ正教会でオーストラリア人の女性と結婚式をしたことについてより詳しく紹介します。

ギリシャ正教会での結婚

前回の記事でオーストラリアでギリシャ系の女性と結婚したことについて大まかに説明しました。

まだ読んでないという方はこちらの記事もどうぞーー>【国際結婚】日本人男子の国際結婚in Melbourne 1

ちなみにですが
ちなみにですがギリシャ正教会の教会でだれもが結婚できるわけではありません。ひとりはもちろんGreek Orthodoxであることは絶対で、相手は正式なクリスチャンの洗礼を受けていれば基本的に大丈夫です。もし、相手が僕みたいにクリスチャンでない場合は、カタキズムのワークショップに参加して洗礼する必要がです。

そして、日本在住の方で海外の教会で結婚したいと思われている方は教会に必ず確認を取ってください。教会によってはキリスト教じゃないと受け入れてくれなかったり、予定も半年から1年先まで枠がうまっているなどあります。

結婚式当日

結婚式自体は昼からでした。式前日からは奥さんとは別々に行動しました。当日の朝はそれぞれの家族と一緒に時間をすごして、式までの準備に取り掛かりました。そして、準備ができたら教会へ移動。

Reference: https://orthodox-world.org/en/i/10355/Australia/Victoria/South-Melbourne/Church/Saint-Eustathios-Orthodox-Church
Reference: https://orthodox-world.org/en/i/10355/Australia/Victoria/South-Melbourne/Church/Saint-Eustathios-Orthodox-Church

“I DO” がない

西洋の結婚式ではよくテレビや他の結婚式で見るような、「●●さんは▲▲さんとどこどこで出会って~」や「あなたは永遠の愛を誓いますか」てきな誓いのことばをいうシーンをよく見ますが、ギリシャ正教会の結婚式ではそれがありません。

その代わりに、祭壇で神父さんが結婚のサクラメント(儀式)でお祈りをします。サクラメント(儀式)はほとんどが英語で行われました。

もちろん、教会によってはギリシャ語で行われているところもあるそうです。

お祈りの後に、神父さんが結婚指輪に祈りを込め、指輪をブライズメイドがそれぞれの指にはめます。

そのあとで、クラウンと呼ばれる2つの輪がひもで結ばれた王冠を頭にかぶります。

お祈りは続きます。神父さんからワインをもらいます。その後で、祭壇の周りを神父に先頭してもらいながら、歩きます。

またお祈りを行い、サクラメントが終了したら、誓いのキスをします。

そして、参列したゲストが祭壇にあがって、新郎新婦とハグをして祭壇からおりて、結婚式はここでおしまいです。

式の時間自体は45分くらいでした。

結婚式後

セレモニーが終了したら、他の結婚式同様にオーストラリアの結婚証明書に署名をします。各々一人ずつ、結婚の証人サインが必要です。そしてベストマンやブライズメイドが署名します。今回の結婚式はベストマンは僕の弟が、ブライズメイドは彼女の妹が担当しました。

署名したら、神父さんにお礼を告げて結婚式は終了です。外に出るとゲストが出迎えてくれてお祝いしてくれました。

ちなみに結婚指輪は右手に

ギリシャ正教会の結婚では基本的に結婚指輪は右手の薬指につけます。もちろん、利便の面を考えて後々左手薬指に付け替えているケースもよくありますが結婚式で指輪をはめてもらうときは右手薬指にはめます。

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ABOUTこの記事をかいた人

高校の落ちこぼれがオーストラリアで1番の大学に進学卒業、のち永住権も取得。メルボルンからオーストラリアでの生活の実体験/英語上達法 またカンタス陸マイラーで日々カンタスポイントの集め方なども紹介中