オーストラリアでの車購入を検討中の方へ、最適な価格での取引方法を伝授します!!!
この記事では、オーストラリアでの車購入時にベストな価格で取引するための方法や注意点を詳しく解説します。
適切な交渉方法を採用すれば、2,000~3,000ドル、あるいはそれ以上の値引きが期待できます。具体的なステップを順にご紹介します。
私自身、オーストラリアでの車購入は4回目となります。最初の3回は、セールスの話術に乗せられ、不要な出費をしてしまった経験があります。しかし、4回目の購入時には、この記事で紹介する方法を取り入れたことで、スムーズに価格交渉を進めることができました。
具体的には、希望価格が27,500ドルだった車を25,000ドルで購入することができ、さらにオプションも含めての取引となりました。さらに、オーストラリアでの車の値引き方法やオーストラリアの車ディーラーとの交渉に関する詳細な情報も提供していますので、ぜひ参考にしてください。
ステップ1:徹底的なリサーチ – 車購入の成功の鍵
車購入の成功のための最初のステップは、綿密なリサーチです。希望する車の種類やモデル、価格帯など、必要な情報をしっかりと収集しましょう。
新車 vs 中古車 – どちらを選ぶべきか
「新車を購入すべきか、それとも中古車が良いのか?」この疑問は、多くの車購入者が直面する一大テーマです。選択は個人のニーズや予算、将来の計画によって大きく変わります。
長期間同じ車を利用する予定なら、新車の購入も考慮に入れる価値があります。しかし、初めての車購入やワーホリビザなどの限られた滞在などの場合場合、中古車の選択も十分に魅力的です。最終的な選択は、あなたのライフスタイルや経済状況を反映するものとなるでしょう。
私のオススメは、新古車(販売から数年以内の中古車)を選ぶこと。これは、新車の品質と中古車のコスト効率を最適に組み合わせる方法として、多くの車購入者に適しています。
ディーラーからの購入 vs 個人取引 – どちらがおすすめ?
ディーラー購入のメリット
特に初めての車購入の際、ディーラーからの購入を強く推奨します。以下にその理由を挙げます:
- 保証の提供: 新車の場合、5年から10年のディーラー保証が付帯されることが多いです。また、比較的新しい中古車であれば、新車購入時のディーラー保証が継続して適用されることもあります。
- 確実性: ディーラー購入の場合、品質の確実性が高まります。もちろん、全てのディーラーが完璧とは限りませんが、問題が発生した場合、販売保証(例:ビクトリア州では3か月以内)が適用され、返金や修理が受けられることが多いです。
- リコール対応: 車のリコールが発生した場合、ディーラーは受け渡し前に必要な修繕を行ってくれます。
次は気になる車の値切り方
ステップ2:ディーラーでの値切り方
これは過去に車を購入した際に値切りに成功した方法です。最終的に2-3kドル値切りました
ディーラーを訪れる前にすること
- まず、ほしい車を絞ることです。(1-2種類程度に絞りましょう)できれば本命を決めましょう。
ここで車を決めておかないとディーラーで他の車を見た時に他の車に目移りしてしまいます。そこでセールスマンに付け込まれてアップセールスされてしまいます。 - ほしい車が決まったらその車に関して徹底的にリサーチをしましょう。Youtube でレビューを見るのもいいですし、車のシリーズやグレードに関する機能やスペシャルをチェックします。
- Carsales.comで各ディーラーや個人売買での相場をチェックします。
- 特に同じ車とグレードの値段比較(州単位でも値段の違いが結構あります)
- 更にRedbookを使用し詳しくその車についての値段研究をします。価格が適正に設定されているかなどを詳しくチェック
- Carsales で欲しい車のめぼしを付け。。印刷する(写真はカラーだと直よし)
- 実際に掲載された写真と実際の車に差があれば交渉材料になります
特にタイヤの傷やボディーのへこみなど掲載していない場合交渉時に使えます当日持参
値引きが少なくても修復やサービスなどを値段に含むことができる可能性もあります - その車が掲載されてからどのくらいの時間たっているか(数日から数週間?)
- 実際に掲載された写真と実際の車に差があれば交渉材料になります
- CarsalesでのManager Special などにも目をつけておく
- Carsales で見つけたディーラーもしくは他のディーラーに電話で問い合わせる(交渉1)
- ここで今日もしくは明日買いに行ったらいくら引けるかを確認する
- 遠方のディーラーに今いる場所からわざわざ買いに行くからいくら引けるかを確認する
- 都市部のディーラーは値引き率・買取り値段が低い傾向にあります
- そして購入意欲を見せて試乗や視察予約をする(数カ所に同じ車がある場合全て予約する)
- ディーラー同士で提示された価格を電話口・もしくは直接交渉で使う
- 掲載された写真の状態で値段交渉をする
- 代理購入サービスが使えるか探してみる
- Auto Expert John Cadogan (https://autoexpert.com.au/) が新車の場合おすすめです
ステップ3:購入当日

セールスマンに会う前に車のインスペクションを
ディーラーに入る前に、その日の客の入りや該当の車を見つけてチェックしましょう。遠くからでも近くからでもチェックします。また実際に宣伝された内容と売られている車が同じかチェックします。もちろんここで掲載されていないへこみや傷などがあればチェックします。
試乗は必ずしましょう。中古車であればエンジンの音やサービス履歴の確認。そして、中古車や新車に張られている車情報も要チェックです。掲示されている値段はこの紙が車に張り付けられたときに印刷されたので、実際この紙に掲載されている走行距離と実際のオドメターの走行距離が大きく違っている場合も普通にあります。これも車をチェックする際と交渉材料に使えます。実際に車をチェックしている時にこの紙には1000kmしか走っていないと書いてありましたが実際のメーターは1万キロ超えていました。
心配であれば、プロのprepurchase inspection サービス(有料)をお願いして車の状態を見てもらったりしましょう。

予算を決める
もちろんディーラーに行く前の予算設定は必要です。予算に合う車を買いましょう。ここでほしい車が予算より少しオーバー程度であればそれを予算に収められるように交渉していきます。払いたい値段を決めます。ここである程度オファー価格を決めておきます。RedBookやCarsalesである程度相場が出ているのでそれをもとに少し強気でオファーしてみてもいいと思います。
知り合いに付き添ってもらう
可能であれば当日は友人を連れていく、第三者の目で客観的なアドバイスや問題が目に付く気づいてもらえるかもしれません。車の知識がある友人がいるとなお良しです。
ステップ4:いざ交渉
ここでは相手に押されずにでも、礼儀正しく、フレンドリーな感じに交渉を進めていきましょう。
What’s the best price you can do? Do you take______ dollars for this?
一芝居うつ:パートナーなどと共同決定権がある
車は大きな買い物なので最終的な値段交渉にあたかも自分以外にも選択権・決定権があるかを装って「この車すごい気に入っているし本当に買いたいけど値段がちょっと夫や妻に聞いてみる」と一芝居打ちましょう。そして、「夫・妻はこの値段だったら買ってもいい、それ以上で買ったら人生終わるなど」と思っていたオファーより少し安めに言ってみます。あくまでも彼らの希望値段という設定なので。
たいてい最初の反応は低すぎるかなどでNoです。意外にOKセールスマネージャーに聞いてみるよという場合もあります。そうなればチャンスアップです。
もし最初の回答がNOであれば。。。じゃあここでいくらまで下げれるかを聞き出します。そしてオファーより少し上であればもう一押しです。
この時点で広告と違う点があったり、写真にないような傷やへこみ、走行距離の違いがあればここで交渉材料として使っていきます。
また他のディーラーとの交渉でいくら値段が出ているかなども交渉内容に使います。もちろん同型や同年代の車が比較の前提になります。
遠くのディーラーであれば、遠方からわざわざきたことも交渉内容に使えます。実際にメルボルンからベンディゴのディーラーまでわざわざ買いに行きました。
値段交渉以外でできること
もう一押しで値段があと少しで希望の値段に届かないけど、もう一つ押せるのは修理やサービスをその車の値段にいれてもらうことです。
実際に過去に値引き+αでしてもらったことは
- タイヤを新品セットに替えてもらう:一本250ドルのタイヤX4本(1000ドル)
- 中古車であれば次のサービスを終わらせておく(僕が買った車の45Kのサービスはディーラー提示値段で483ドル)
- メーカーの保証延長を格安でいれてもらう(原価以下の値段)
- 車の登録料を更新しておいてもらう(これに関してはタイミングが完璧である必要があり)
相手の様子見も大切です。
自分の希望に近いオファーをもらったら少しの妥協も必要ですがそれでも納得いかないときはそのディーラーから去ります。この時に、「連絡先もってるよね、もしその額で行けそうであればまた電話してね」と次に行きます。月末の決算時期が近い場合は電話思った以上にかかってきます。でもかかってこないことも普通にあります。その時は諦めて次に行きましょう。
ステップ5:車を買うときに気を付けること
迷いがあったら買わない
車は大きな買い物です。自分が納得しない場合は交渉をやめてもいいです。納得できる価格じゃない、サービスがいまいち、あまり相手にされていないと感じたら、そのディーラーから出て行ってもいいです。忙しすぎるディーラーはいまいちです。
中古車や新車でも自分が少しでも違うなと感じたら次の車・ディーラーに行きましょう。
ここで迷いをセールスマンに見せてしまうと、相手の思うつぼです。
「この機能がある車はいまこの車だけでしばらくはいってこない」
「現在この車にはたくさんのお問い合わせをいただいております」等々
これは一般的な売り文句なので気にしなくていいです。
トレードできる車があっても交渉時にはまだ言わない
ディーラーのセールスマンと話してくると買う際に「do you want to trade in your car?」と聞かれます。この質問には最初はNOと答えましょう。向こうが欲しい車なら別ですが、基本的に最初の値段交渉の邪魔になるので、交渉で値段がある程度決まった後に「やっぱりトレードする」みたいな感じで行きましょう。大手ディーラーの場合基本的にセールスマン自体が買取の値段を決めるわけではないです。(ビジネスマネージャーやセールスマンが決めている場合もありますが。。。)
(車の状態次第:トレードインするくらいであれば個人売買で売ってしまう)
もちろん、これは結構時間も労力がかかりますが、今乗っている車から新しく乗り換えたい場合Carsales.com.auなどで個人的に車を売ってしまうほうがディーラー買取りよりかなり高く売れます。でも問題があったり次に大きなサービスが控えているとかお金がかかるような状況であれば買取してもらったほうが効率的です。(ディーラー買取はRoad Worth Certificate を取得しなくていいので)
ディーラーで売られているアクセサリー品へはNO
オーストラリアの多くのメーカーで車を購入すると必ずと言っていいほど進められるのが車のペイントプロテクションやサンシェードフィルムです。ほかにもカーナビなどいろいろと売りつけてきます。ぼったくりの価格で。
交渉の際にいかにもの感じで「これがないと車に悪いですよ」等と、うたい文句のような感じで売りに来ます。特に購入最終ステージになると、アクセサリーマネージャーやら色々連れてきます。もちろん売ればコミッションになるからです。
これはディーラーでエキストラで施工する必要は絶対ないですし、ぼったくられます。
今回は特別にこの値段にするよっときますが、それでも答えはNoです。
オーストラリアでは個人ビジネスやペイントプロテクション専門のショップがたくさんあります。そちらでやってもらったほうが製品もいい製品を使っていたり、値段もディーラーのぼったくり価格の半額以下で施工できます。
他にはこのフィルムを買ってくれたらもう一つの方は半額にするよとかいろいろあります。
ディーラー以外で施工したほうが安く質もいいのでこの誘いには絶対NOを突きつけましょう。
ディーラーで組むローンは絶対損
ディーラーでのローンは損するので絶対おすすめしません。ディーラーでのファイナンスは彼らのコミッションになるので無駄にここで出費が出てしまいます。
ここも事前にローンを十分にリサーチし他の会社に見積もりを出してもらいます。そして、買う際にほかでもうローン組んでるからなどとは絶対に言ってはいけません。ローンで買うつもりなのであれば事前に他の銀行やパーソナルローンの会社に条件などを確認してからにしてください。
その理由は
- 大体ディーラーで提示される条件は金利が高い(他より安いと言いつつも条件的には悪いです)
- 金利が安いように見えて隠れたコストがかかる
- ローンのアカウントオープニング料金:過去の見積もりでは700-1000ドル
- 対応する銀行に関しては先払いできない(2週間ごとの引き落とし)のみ
- 早く閉じた場合のEarly Termination Fee がかかる(残りの借金の比率により算出)
実際に車を買うときは一時的に大金がいるのでローンを組みますが、過去に使用したBank Firstは以上であげた問題がなくローンの開始費用が150ドルとディーラー推奨の銀行よりかなり優遇レートでした。またいくら借金が残っているかも見れてとても使いやすかったです。
ステップ6:納得できなければさよなら
本気でねぎりたいのであれば車を買うと言っても最終場面まで交渉します。もし最終の書類記入の際に納得できないことがあったり気になることがあれば構わず聞きます。それで納得できれば書類にサインすればいいし、納得できないのであれば交渉を粘ってみる、もしくはさよならしてもいいです。
その他:購入後はメーカー保証がなければ他でメンテを
車購入後にサービスで戻るのは基本的に車に保証があるときだけをおすすめします。保証がある場合は低価格や一定価格でメンテナンスできますが、それ以降に修理など割高になります。
無駄にStealerと呼ばれていないです。
特に車に思い入れがないのであればKマートとかの車メンテナンスで足りると思いますが、車が好きでよく見てもらいたいのであればそのメーカーを専門とするスペシャリストに見てもらうことをお勧めします。
例えばスバル車を運転しているのであればSubaruSpecialist
ドイツ車などの欧州車を運転しているんのであればGerman Car Specialist
ディーラーで働いている人は経験や知識が浅かったりしますが、経験豊富なスペシャリストに見てもらうとディーラーの値段より安くまた確実に見てもらえます。
注意点
購入の有無に関わらず本気で買うつもりの時だけ値段交渉しましょう。交渉は心理戦ですがやはり程度もあります。値切る際もある程度までいけたらストップも必要です。もちろん今回ここで紹介した方法は時期やタイミングによってはあまり有効的じゃない場合もあります。
セールですでに5000ドル近く安くなっている車をそこからさらに数千ドルはきついかもしれません。できて数百ドルもしくはオプションで何かつけてもらえるかお願いするくらいだと思います。
まとめ
オーストラリアのディーラーで車を最適な値段で買うには準備が必要ですしある程度交渉技術も必要です。しかし、タイミングも重要ですがやバイヤーとしての意欲を見せると自分が思ったより多くの値引きや割引を引き出すことが可能です。もちろん最近はコロナウイルスの影響で中古車市場の需要が高まっており車の値段も高くなっています。相手も車が必要ということで足元を見てきます。値引きに応じて貰えないのであれば次にいきます。
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