オーストラリアの歯列矯正のうちの過程としての「親知らず」の抜歯手術を受けました。今回はその過程/費用についてなどを書きます。しかし、親知らずはいつ襲ってくるかわからないので、矯正をしていなくても役に立つ記事だと思います。
親知らずの手術
費用
手術前(口腔外科診察料) | $170 |
レントゲン *メディケアカードがない場合は実費となります。 | *無料 |
手術費用 | $900 |
全身麻酔費用(メディケア+プライベート保険なしの場合 2000-2500ドルが実費になります)麻酔医により値段が変わります。 | $600 |
病院の入院費/手術室使用(プライベート健康保険の*excess) *健康保険に未加入の場合実費がかかります($1500-2000要確認) | $500 |
痛み止めや処方箋 | $40 |
合計 | $2210 |
手術前
- 口腔外科での診察の前にレントゲンを撮りました。上の冊子の通りのケースです。親知らずの歯が横を向いています。
- 診察の際に手術の病院を決めました。医師と相談し、日にち場所など都合に合わせて決めることができました。そして、医師より手術予定の病院の入院申込書をもらい、手術1週間前までに郵送で病院へ送るように言われました。
- 1週間前に、手術予定の病院に電話をし入院申込書等が届いていることを確認(必要はなかったですが、オーストラリアという面も含めて念の為)
手術前日
手術は午前中だったので手術前夜12時からは完全絶食でした。
手術当日
手術の予定の約1時間前に病院に到着し、病院の受付で入院費用のExcess部分を支払いしました。そして、受付を済ませると、看護師による当日の体調確認や再度手術をすることの再確認などを行いました。
- 今日の体調は?
- 絶食した?
- 誰か手術後に手伝ってくれる人はいるのかどうかなど
手術用の服に着替えるように言われます。そして、バスローブを羽織って準備室で待ちます。
麻酔医との問診
準備が整うと麻酔医の問診室に呼ばれ看護師にされたような質問をもう一度聞かれます。そして、麻酔のリスクなども説明されます。
手術時間:約45分
全てが完了すると手術室の待合室へ連れて行かれます。覚えているのはここまで手術室に入った途端に酸素マスクみたいなので麻酔をかけられました。
手術は下の親知らず2本を抜歯しました。
手術後:回復は2−3週間
回復室で約1時間ほど麻酔が切れてから退院でした。退院前に担当医が会いに来てこれからの生活や、取るべき薬などの説明、生活の仕方を説明してくれました。
アドバイス
もし、歯列矯正をしていなくても、オーストラリアで歯科系にかかる場合は本当にお金がかかります。2−3千ドルかかって治療するためにオーストラリアでお金を出すか、日本に帰って3割負担で直すかの選択肢になってきます。もし可能であるのであれば事前に日本で歯科治療は済ましておきましょう。
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