カンタスマイルを溜めまくっていたい人には朗報?悲報?
Classic Plus Rewards とは?
カンタス航空のフリークエントフライヤープログラムが新しい特典航空券のオプション、「Classic Plus Rewards」を導入しました。この新しい制度は、より柔軟にポイントを利用できるように設計されており、特に頻繁に飛行機を利用する人々や今までいつかマイルで旅行をと思っていた人にとって注目のニュースです。
Classic Rewards(既存特典航空券)との違いは?

Classic RewardsとClassic Plus Rewardsの基本的なコンセプトは同じです。赤色は既存のClassic Rewards 青色は今回新しく設定されたClassic Plus Rewardsです。どちらもマイルを使用して航空券を予約できますが、必要なポイント数には違いがあります。以下の比較表で、両者の違いを詳しく見てみましょう。
予約には何マイル必要?
このブログでマイルの使い方で紹介したビジネスクラスのClassic Rewardsチケットなどは規定ポイント・マイル数が必要でしたが、今回新しく登場したClassic Plus Rewards はダイナミックプライシングと呼ばれる形式をとっています。そのため必要マイル数が実際の値段によって変わります。

必要ポイント数は一番安いクラス料金をもとに算出されます。
たとえば、画像のようにメルボルン東京(成田)間をマイルで予約することが可能です。よくみると
メルボルンー東京間ではClassic Rewards だとビジネスクラスで82000ポイント必要です。
よくみるとClassic Plus Rewards の表記がある分はエコノミーで92,800/94000ポイント ビジネスだと約3倍の287,100ポイント必要と表示されています。Classic Rewards のビジネスクラスに必要ポイント以上が必要になります。
ポイントの必要数と価値
Classic Plus Rewardsはダイナミックプライシングを採用しており、必要なマイル数がフライトの実際の価格に基づいて変動します。例えば、メルボルンから羽田までの便では以下のようになります。
- エコノミークラス: ポイント価値1ポイントあたり1c
- ビジネスクラス: ポイント価値1ポイントあたり1.5c
この新しい制度の導入により、特に人気の路線や繁忙期でも席を確保しやすくなり、一部のルートやセール時には、Classic Rewardsよりも少ないポイントで予約できる場合があります。
どちらがお得か?
全体的に見ると、Classic Rewardsの方が必要ポイント数が固定されているため、計画的にポイントを使用する場合には有利です。しかし、Classic Plus Rewardsは利用可能な座席数が多く、予約の柔軟性が増すため、予約が取りにくい時期や人気のフライトには適しています。
まとめ
Classic Plus Rewardsの登場により、カンタスマイルを使った予約の選択肢が増え、より多くマイルで旅行できる機会が増えました。ただし、既存のClassic Rewardsの方が1ポイントあたりの価値が高いため、利用可能な場合はそちらの予約をお勧めします。どのプログラムを利用するかは、旅行のタイミングや目的によって選ぶと良いと思います。
コメントを残す